この記事では、私が5年間にわたって愛用してきたLeqtique Redemptionistについて、詳細なレビューを行います。
独特でかっこいい見た目のこのエフェクターですが、その外見だけでなく、その性能や使い勝手についても注目すべきポイントが数多くあります。
この記事では、僕が、5年間使ったからわかるRedemptionistの特徴やメリット、デメリットについて徹底的に解説します。
Leqtique Redemptionist
目次
Leqtique『Redemptionist』の特徴・外観
『Redemptionist』はShun Nokia氏が手掛けてきたLeqtiqueというブランドから発売されていた歪みエフェクターです。
まずは、外観ですが、かっこいいですよね。メーカーの名前さえなく、シンプルだけど独特のペイントがされています。
1台ずつ違うデザインなので、『僕だけのエフェクター』感があっていいですね。
どんな音が出るのかは以下の動画が参考になると思います。
『Redemptionist』のコントロール
Redemptionist は4つのコントロールつまみがあります。
『Redemptionist』のメリット・いいところ
5年間、『Redemptionist』を使ってみて感じたメリットやいいところを紹介します。
Redmptionistの全体感
このエフェクターの全体感ですが、1個で『コンプ+歪み』のエフェクターっていう感じです。
このエフェクター1個使っておけば音の解像度や粒立ちが良くなります。
ギターへのアタックやボリュームへの反応がよく、自然な感じで弾くことができます。
歪みの幅が広い
Redemptionistは、クランチのような軽い歪み感からディストーションのような激しい歪みまで作れます。
また、GAINを0にするとクリーンブースターのような使え方もできます。
Gainの変化もスムースでピンポイントに欲しいサウンドを作ることができます。
ギターのボリュームへの反応もいい
ギターのボリュームに対する反応も最高です。
歪ませた設定にしていても、ギターのボリュームを下げればクリーンなサウンドになります。
かといって、音がしょぼくなっているわけではなく、音抜けがよく、かっこいいサウンドになります。
TrebleとLow cutが素晴らしい
Trebleで音のツヤ感・エッジ感を際立たせ、Low cutで音の太さやブリッジミュートのズンズン感を調整する感じです。
ここの2つの効き方が素晴らしく、範囲が広いことはもちろんのこと、自分の欲しいポイントを見つけやすくなります。
『Redemptionist』のデメリット・気になるところ
Redemptionistのデメリットというか、何というか・・・。
取り扱いが少なく、新品に出会いにくい・・・。また、中古もなかなか出回らないってところですかね。
1台ずつハンドメイドしているので仕方がないですが、新品でも中古でも気になったらとりあえず試奏してみるといいと思います。
ちなみに、新品だと2.2万円くらい、中古なら1万円くらいで購入できます。
音の設定は慣れるまで難しいかも
Redemptionistはいい意味で優秀で自然な音が出るエフェクターなので、音作りは難しめかもしれません。
とは、言いつつ、非常に万能なエフェクターペダルなので適当に設定しててもいい音が出ます。
こだわりたい人から初心者まで使えるいいエフェクターなので、買っておいて損はないと思います。
1台ずつデザインが違うのも気になるかな
ハンドメイドなので1台ずつデザインが違うのも気になるかもしれません。
まぁ、世界に1台の自分だけのエフェクターとして特別感があっていいかもしれませんね。
『Redemptionist』の競合製品との比較
Redemptionistと似たようなエフェクターをいくつかあげたいと思います。
BOSS/Blues Driver
Blues DriverはBOSSを代表するOver Driveです。
ブルースやロックなどのクリーンからミドルゲインの歪みまで幅広いサウンドに対応しています。
クリアでアンプライクなサウンドが特徴で、ダイナミックなレスポンスと豊かなトーンが魅力です。
Fulltone/OCD
Fulltone OCDは、クリーンブースターからサステインの効いた高ゲインまで幅広い音作りが可能なオーバードライブペダルです。
クリーンなトーンを維持しつつも、歪みの表現力が高く、ディストーションサウンドのニュアンスが豊かです。
Vemuramu/Jan Ray
Vemuram Jan Rayは、クリーンブースターやオーバードライブとして使えるマルチ機能ペダルです。
クリアで透明感のあるサウンドと、音楽性を損なわないナチュラルな歪みが特徴で、アコースティックギターからエレキギターまで幅広く使えます。
『Redemptionist』のレビュー:まとめ
Redemptionistについてレビューをしてきました。
このエフェクターは、『素直で自然』という感じです。ギターのボリュームやアタック音に対しての反応がよく、まさに万能型のエフェクターと言えるでしょう。
ハイゲインからクリーンまで、音の対応力は他のエフェクターにはない1台です。
ただし、販売台数が少ないので入手が難しいです。見かけたらとりあえず試奏して見ましょう。
僕も5年くらい使っていますが、『どんな状況にも対応できていい音が鳴る』魔法みたいなエフェクターです。
Leqtique Redemptionist