上司に『お前の文章、わかりにくいんだよね』って言われた。
どうしたらいいんだろう・・・
社会に出るとたくさんの文章を書きます。
自分の書いた文章が否定されるとツライですよね。
本記事の内容
- 『誰に』書くかを明確にするとわかりやすい文章が書ける
- 相手に『何を』してほしいのか明確にするとわかりやすい文章が書ける
- 『最も』効果的な文章は人それぞれ
このことを頭に入れておくだけで簡単にわかりやすく伝わる文章がかけます。
目次
わかりやすく伝えるためには相手が誰かを意識することが大切
結論は、『誰に』書くかによって文章を変えましょう。
と言うことです。
それができれば簡単なんだよ!!と言われるかも知れません。
でも、これって意外と難しくないですか?
どうすればいいのか。詳しく解説します。
わかりやすい文章を書くためには『誰に』書くのかを明確にする
プレゼン・商談・社内会議・・・
社会に出ると文章をたくさん書きます。
文章を書き始める前に、『誰に』むけて書いているのかを明確にしましょう。
- どんなことに興味がありますか?
- どれくらいの知識がありますか?
- あなたの意見に賛成?反対?どっちでもない?
文章を書き始める前に5分だけこのことについて考えてみてください。
自分の興味のあることしか聞いてくれない
あなたがどれだけ頑張って書いた文章も、相手は次のことを基準にして内容を理解します。
- 知識・経験
- 価値観
- その日の気分
- 好き嫌い
あなたが話した通りに理解はしてくれません。
相手は『聞きたい・知りたい・わかった』ことしか反応しません。
わかりやすい文章を書くためには相手に何をしてほしいかを考える
自分にとって意味のあること以外は聞きたくない。自分の価値観・信念・幸せに関わりそうな内容は聞きたい
これが人間の心理です。
逆に言えば、あなたが押さえておくべきポイントは2つです。
- 相手は、自分の知識や信念に基づいて話を聞いたり、判断する
- あなたが伝える内容は相手と関連付けないといけない
『これは自分に関係がある・ちゃんと聞かないと!』と思わせればあなたの勝ちです。
相手の経験に入り込む
そんなことできないよ。って思いましたよね?
でも、次のポイントから予想はできます。
- 同世代なのか?年上なのか?
- 性別は?
- どんな会社に勤めているか?
- 社会的な地位・住んでいる地域は?
予想できればOKです
予想したことに基づいて、次のようなことを注意するといいかも知れません。
- どう言う話に興味があるのか?
- ジェンダーに配慮できているか?
- 気づかないうちに勝手な当たり前を押し付けていないか?
わかりやすく伝えるために最も効果的な方法はケースバイケース
なんだか、元も子もない話でスミマセン。
でも、これなんです。
- どんな人に伝えるのか?
- 何人の人に伝えるのか?
- どんな場所で伝えるのか?
これによって、伝える内容は一緒でも、伝え方を変えないといけませんね。
相手に聞きたいと思ってもらうために
次の3つのポイントから解説します。
- 関心
- 知識・経験
- 立場
関心がないと上手く伝わらない
さっきも言ったように、人間は関心のあることしか聞いてくれません。
関心がない相手には、『今から話すことはあなたに関係がありますよ』ってことを伝えましょう。
ここにパワーを8割注いでも大丈夫です。
関心がない話題は眠たくなってしまいますので。
知識・経験があると伝わりやすい
あなたが伝える内容についてどれだけ知っているかは、『何をどこまで話すか』と言うことに直結します。
基礎的な話から始めるのか。ある程度、細かい話までできるのかは相手の知識・経験によりますね。
立場
あなたの伝えたことに対して相手はどう思っていますか?
賛成ならラクでよね。でも反対だったら・・・・
反対意見を持つ人には、疑問が解消できるように・反論に応えられるように事前準備が大切になります。
わかりやすく伝えるためには相手を分析しよう
ということで、まとめです。
わかりやすく伝えるためには相手の分析が必要です。
次の3つくらいで大丈夫です。
- 相手はどこまで知っているのか?
- 相手は賛成?反対?どっちでもない?
- 相手はどれくらい関心があるのか?
文章を書く前に、5分このことについて考えてみてください。
これだけでも、あなたの文章がわかりやすい文章に変わります。
というわけで今回はここまでです。これを読んだら早速、文章を書いてみましょう。