いつも『なにを言っているのかわからない』って言われる。
一生懸命やっても伝わらなくてシンドイ・・・
『言いたいことが伝わらない』ってシンドイですよね。
こう言った悩みの解決法です。
まずは、伝える目的設定をしましょう。
と言っても、難しく考えないで大丈夫。答えは2択です。
- 情報を伝える
- 説得する
何かを伝える目的はいつもこの2択です。
本記事では、プレゼンや商談、メールで使える【わかりやすく伝えるためにやるべき目的設定】についてお答えします。
目次
わかりやすく伝えるためにするべき正しい目的の設定方法
答えは2択。
あなたが伝えたいことがどっちに当てはまるか解説します。
情報を伝える場合
情報を伝えるのはこんなときです。
- 説明する
- 報告する
- 実演する
いわゆる、ホウレンソウですね。
情報をわかりやすく、正確に、(できれば、おもしろく)伝えましょう。
情報を伝える場合は、事実をそのまま伝えましょう。
『〇〇でした。〇〇しました。〇〇になりました。』
こっちは簡単ですね。
説得する場合
説得する場合はこんなときです。
- 何かを売る
- おすすめする
- 擁護する
会社でいうと営業ですね。
『説得する』をもう少し詳しく分解するとこうなります。
- 聞いた人が考え方を変える
- 聞いた人が行動を起こす
- 聞いた人が態度を変える
こっちは少し難しいですね。
まとめると、
説得した結果、『相手の行動・態度を変える』ことが目的になります。
目的が決まったらゴールを設定しよう
目的の次はゴールを決めましょう。
ゴールの書き方は『〇〇する』です。
ゴールは自分が言いたいことじゃない
ゴールは自分が伝えた後、相手にどうなって欲しいかを書きましょう。
『聞き手にどうなってもらいたいか』を書きましょう。
『誰に話すのか』を必ず入れるようにしてください。
『誰に』が大事
ゴールには『誰に』を必ず入れましょう。
同じことでも『誰に』話すかで言うべきことが変わります。
例えば、
会社で大きなトラブルがあったけど、同僚と頑張ってなんとかなった
次の人に伝えるイメージをしてみてください。
- 『上司に』伝える場合・・・
- 『同僚』伝える場合・・・
- 『友人』伝える場合・・・
上司に伝える場合と友人に伝える場合、どっちの方が緊張しますか?
『誰に』伝えるかで話す内容が変わりますよね。
ゴールの書き方のコツ
書き方のコツ一覧です。
- 『〇〇する』で書く
- 質問系にしない
- 具体的に書く
- ゴールは1つにする
- 伝える人にあった言葉にする
『〇〇する』で書く
『会社のトラブル』のようなキーワードではゴールになりません。
『会社で起きたトラブルについて報告する』のような形で書きましょう。
質問系にしない
『雪崩ってなに?』のような質問系にするとゴールがわかりにくくなります。
雪崩について説明、雪崩が起こるメカニズム、雪崩の危険性・・・
どれを伝えるのかわかりにくいですよね。
具体的に書く
『我が社の駐輪場はダメだ』と書くと何がダメなのかわかりません。
『我が社の駐輪場は経年劣化でアスファルトがめくれていて転倒の危険があるから補修すべきだ』くらい書きましょう。
ゴールは1つにする
『我が社は健康増進のため、禁煙と自転車通勤を推奨したい』
これでは、『禁煙』と『自転車通勤を推奨』の2つのゴールがあります。
特に『禁煙』は非喫煙者には関係のない話です。
この場合はゴールを2つに分けて、『喫煙者』と『自動車通勤している人』に分けて伝えましょう。
伝える人にあった言葉にする
伝える相手はどんな人か把握して伝え方を変えましょう。
『子供の理科離れ』と言うテーマでも学校の先生に伝える内容と保護者に伝える内容は変わりますよね。
学校の先生:子供の理科離れを防ぐために、実験などを増やし魅力的な授業を増やすよう検討してもらう
保護者:子供の理科離れを防ぐために、家庭でもできる実験キットを使って理科に興味を持つように協力してもらう
情報を伝えるか・説得するかで目的とゴールが変わる
まずは、目標設定。これが大事です。
目標が決まると、ゴールも決まります。
ゴールが決まると、話す内容もだいたい決まります。
『言いたいことが伝わらない』のなら、次の順番で考えてみてください。
- 目標
- ゴール
- 内容
『伝える』って難しく考える必要はないです。
この順番で考えると、大体はうまくいきます。